イケメンのリア充の若者がスマホをタクシーで落とし、拾った相手がヤバヤバのサイコで本人もだけど彼女の北川景子の方が悲惨なめに合う展開は予想外だったし、うまいと思った。
スマホを悪用されるカップルと女性の失踪事件が接点を持っていき、その捜査過程でネットに疎いおじさん刑事の原田泰造とネットに詳しすぎるヤング刑事の千葉雄大のコンビが、スマホの危険性についてレクチャーする役割を負わせれている構造。
これはベタなんだけどよかったと思う。メジャー作品だしスマホ自体持ってない人も観る可能性を考慮すると、無知な泰造に雄大が説明する形は必要だったと思う、クドすぎる感はあったけど笑
でも映画ってよりは情報番組の再現ドラマの近いかも知れない。
説明セリフにオーバーに理解するリアクションの繰り返しなんで、知識を与えることに特化した演出なんだよ笑
だからスマホ落とすと怖いと思わせることには成功してる。でも、映画としておもしろかったかと言うと微妙な、、笑
スマホを悪用してる男と女性連続失踪事件の犯人が同一人物だと明らかになってからの展開や話の落とし方がつまらなかった。スマホ云々関係ないじゃんって話になってしまってたし。
この一件で明らかになる北川景子の過去がかなり衝撃的なんだけど、この話必要性がまったく見えなかった笑
実は彼女は別人に成り済まして生きてたんだけど、その前にサイコの正体は割れてて、こっちがそーとーインパンクトあったんで、この上そんな衝撃持ってこられても、逆に白けるなぁ、みたいな笑
北川景子の話、全然スマホ関係ないし、使い古されたクリシェでしかなかったし、、
タイトルにスマホを冠してるんだから、あくまでそれ絡みで話を終わらせてほしかったよ。
急に、宮部みゆきの"火車"みたいな話されても困惑するよ笑
あと、サイコ役の成田凌はかなり力演だったけど、あれが有りなのか無しなのか判断仕切れなかった笑 でも、圧倒はされた笑
