ティモシー・シャラメみたいなこんなに綺麗な王が実際にいたらおとぎ話みたいになってしまうな〜
顔中泥だらけになっても綺麗なものは綺麗なのね。
厳格な王であり父でもあるヘンリー4世は、夜な夜な泥酔し遊び人の長男であるハル(ティモシー・シャラメ)は王位継承に相応しくないとし、次男のトマス(ディーン・チャールズ・チャップマン)に王位継承権を言い渡す。
しかし後にトマスの死が告げられ、ヘンリー4世が病に倒れ急死する。そしてヘンリー5世としてイングランド王となる。
実話に基づいた話で、イングランドとフランスの関係を描いた作品の一つである。
ティミーが若き王であり主役であり、全体的に見てもティミーのための映画という感じ。
派手な戦のシーンは後半の10分くらいで、他はほとんどセリフ劇だから繊細な演技の実力が光ってた。
豪華な若手俳優陣が脇をしっかり固めてたお陰もあり、最初から最後まで楽しめた。
「ティミーとディーンが兄弟役か」と非常に興味深かったけど、ディーンが割とすぐに退場になったのは「あれっ？」て感じだった(しかも口頭でw)
フランスの皇太子の役のロバート・パティンソンもかなり存在感あってクセ者である。泥の上でナイスな滑り方してたぞ(笑)
ジョン・フォルスタッフ(ジョエル・エドガートン)とハルの、年の離れた友人関係も好き。
内容自体は結構重たいけど、このくらいの時代背景の作品は好きなので私なりに楽しめました。
ティミーはこれからもいくつか控えてる作品があるので期待大ですな。
ロバート・パティンソンはTENET含め、新バットマンもあるから再び注目してるところであります。
