DUNEを見てティモシー・シャラメが気になって見た作品。
ドラッグにどんどん依存して抜け出せなくなっていくニックの姿がリアルでこっちの息も詰まっていく感覚がした。ティミーの演技素晴らしかった。
「久しぶりに会うとどう？」
「最初は変な感じ、別人みたいかもって。でもおんなじニックだった」
この会話とシーンがめちゃくちゃ好き。
弟の台詞すごくいい言葉だし、何かと薬に溺れる前と後の自分を比較して自己嫌悪してたニックだから、同じって言ってもらえたのすごく嬉しかったんじゃないかな。
最後あ、死んだわ。って思ってたから生きててよかった。
エンドロールの語り？実際のニックの言葉なのかな。その演出もすごくよかった。
家庭環境に問題がない家族の方が少ないと思うから誰が悪かったってのはこの作品にはいないと思う。
でも悪を挙げるとするなら、実際のアメリカはわからないけど日本と違ってドラッグが安易に手に入るような治安、社会、環境がそもそも悪だと思う。
