アダム＆アダムのみゆのネタバレレビュー・内容・結末

単なるSF冒険ものだと思ってナメてた。
中身は家族愛に溢れるヒューマンSF映画だった。

亡くなったお父さんに会いに行くのはずるいのよ……講義してるパパをドアからこっそり覗く大人アダムと子供アダムの図で涙腺終わった。

自分もアダムたちと一緒で1年半くらい前に父親亡くしてるから自分と重なってやばかった。
お父さんに会いたいよな……わかるよアダム……私も会いたいよ……
って口に出したらもう泣いてた。
中盤ずっとうるうるしてたし、最後の方のパパが大人アダムに一緒にいられなくてごめんな、愛してるよ、お前は誇りだっていっぱい愛を伝えるシーンやばかったボロ泣き。

大人アダムと子供アダムのコンビもいい。
いじめられっ子で貧弱だけど頭冴えてる子供アダムと、筋肉を得る代わりにスマートさを置いてきてしまった脳筋大人アダムの対比が面白かった。
リアルに考えたら子供時代の自分見るのってめちゃくちゃ恥ずかしいんだろうな……
中年アダム呼びはワロタ。

パパが亡くなったのは事故に見せかけてマヤが殺したんだと思ってたけど、あのラストだとやっぱりパパ死んじゃったんだな……ああつらい。
マーク・ラファロが出てる映画はハズれない。