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愛がなんだのharunaのレビュー・感想・評価

愛がなんだ(2018年製作の映画)
3.5
酷すぎる恋愛模様に最初から最後まで突っ込んでしまった。。。みんなバカなの。。。?
まともな人がすみれさんだけ。。。
類は友を呼ぶのでしょうか。。

どう見ても雑に扱われている、というか自分から雑に扱われにいっているのに幸せそうに笑うテルちゃんを見る度に顔が歪んだ。。
「マモちゃんになりたい」「マモちゃんのお母さんになりたい」とかいうくらいだからこうるのか、、、?
こんな人が寄ってきて突き放さないのもなかなか怖いけど、、、?


他者を愛する前に、まずは自分を愛すること
自分を自分の大切な人と同じように扱うこと。
テルちゃんも中原も今後そうであってほしい。。
そこをわかってキレるすみれさんは人情味溢れていてかっこよすぎた。


淡々と、生活している撮り方、音楽
落ち着く感じなのに突っ込みが止まらなくて
心地良さと意味不明が同居する映画。。。
役者陣の表情も生々しくて良かった。
テルちゃんがハニー○やし○むらみたいなダサい服装なのもあーね、という感じで
すみれさんのメイクが入れ込んでないのもリアルだったなあ。


後はこのラストが良かった。
すっきりするエンドより、ただのありふれた日常の一部、としてのラストだからこそ逆にすっきりしたというか。
テルちゃんは今後もこうなのかもしれない。。。という恐怖がありつつ、
自分を大切にしてくれる人と幸せな日々を過ごしていて欲しいですね。。。
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