タカミ

愛がなんだのタカミのネタバレレビュー・内容・結末

愛がなんだ(2018年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

「カップルじゃ観れないよね」と、後ろの女性が言った🙋
恋愛以外はどうでも良い、自分のこともどうでも良いテルコと、取り巻くその他の恋愛模様。
テルコ、人と人は対等でないと良い関係は築けない。
相手を崇めたり、ご機嫌取りしたり、上から目線で接したり、物のように扱ったり。
対等でないから雑な積み木のようにガタガタと崩れる。
それと人の魅力は仕事や恋愛以外の何か。
何かは一人の時に持てるもの。
っていう。
面白い!
ここまでザクザク切るの面白い!
観客は登場人物の誰かに自分を投影する。
私はナカハラくん😥
「幸せになりたいっすねー」
→幸せは手に入らないから色鮮やかに輝くわけじゃん
→手に入れて色褪せたら本当の不幸じゃん、本当の不幸って絶望じゃん
→ならば偽の不幸でいた方がいい!
〜ネタバレ〜
好きでもない愛でもない“執着”とは。
“その人になりたい気持ち”か…。
そういえば「あんな風になりたくない」と思う人に執着することないもんな。
妙に納得。
~余談~
この世は全員片思いじゃない?
タカミ

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