あまんだ

ランボー ラスト・ブラッドのあまんだのレビュー・感想・評価

4.5
あまりにも有名だが、観たことがなかった。
ランボー。
なので、初ランボー。

結果…、ランボーは乱暴でした。
でも、それにはもちろん理由がある。
そして、予想もしてなかったレベルのグロさ。びびった。
え?ランボーって、こんなんなんか?
ベトナム戦争でのトラウマを抱えて生きる元兵士の、アクションながらも意外と社会派な話ちゃうかったんか…?って。

今作は、牧場経営しながら、娘のように育ててきた、知人?の孫娘の身に起きた災厄から派生する事件なのだが、まあ…、悲惨なんですよ。
ちょっと、あまりにも事件がひどいんで、観たことあるような展開ではあるものの、ちょっと貰い泣き。
心にキズを抱えるランボーを癒やしてくれた、一筋の光である娘さん…。
そら、そうなるよなってくらい、ぶちギレるランボー。
今まで、好々爺としてたのに、(娘さんの前では)急にスイッチ入ったみたいに、死のピタゴラスイッチを黙々と作成。
まんまと、罠に掛かって、派手にぶっ飛んでいく娘さんの敵共。それまで、余りにも重苦しい展開だっただけに、その反動や凄し。
物語にも、作用·反作用の法則が、正しく働いています。
ラスボスと対峙したランボーの復讐が、数多観てきた映画の中でも、屈指の復讐と言えるくらいの仰天シーンで、何か、やりきったな…。て、言う気持ちになった。

余談ですが、後、復讐する映画を観て、やりきったな…、て、気持ちになったのは、「悪魔を見た」の、イ·ビョンホンくらいです。
どちらも熱量がすんごいけど、その後の凪の状態の虚しさと、哀しみも凄まじく、ただの荒々しい映画には終わらないのも良い。

ランボー…、他の3本はどうなってるのか…。他のも観なければ…。
あまんだ

あまんだ