積んでいたらいつの間にか『ブラッド・インフェルノ』というタイトルで日本版がリリースしていた事実を知る……積み過ぎあるある。
撮影は、アルゼンチンに実際するビジャ・エペクエンという廃墟と化した町で行われており、この町、一度水没してしばらく後に水が引いたんですね。
ドローンを使った空撮や、一旦泥が積もって水が引いた跡の地面のひび割れやアルゼンチンの乾いた空気感など、廃墟好きにはツボなとても良いショットが時々あります。
物語は、若者達がそこへ撮影しに行って、キチ○イ一家に拉致監禁惨殺されるという、ああ監督は『悪魔のいけにえ』リスペクトなのね……というか、ストーリー展開そのままやんけ!という奴。
これ系のお決まりのルートですが、目的地に行く前にガソリンスタンドに止まります。
ここでメタクソこ汚い便座が登場、しっこが限界らしい女子は座るんですよ!そこに!尻ぺたを置いたーーーー!
半腰で用を足すのかと思えば……!
衛生観念割り切ってんなーーー!(感嘆)
次に汚れたガウンをだらしなくはおりパンツ一丁のおっさん登場。分かりやすく怪しいです。
このガソリンスタンドの面子が、追々仮面を被って襲撃してきます、被り物が鹿等の頭蓋骨ってところがビジュアル的に好みでした。
ひとり好みのイケメンが。
水色のタンクトップの運転手の男子。
ラテン系の甘い顔立ちで、うむ……眼福。
しかしアレですよ、チャラい系担当だったらしくあっという間に消えました……南無。
捻りは一応ラストに置いてありますが、多分拷問描写の途中で「あれ?あいつどうした?」って疑問が浮かぶかと。それですそれ。
展開がダラりとしているのと、ストーリーも何万編も踏襲されたもの、あと赤で反転するカットがあるのですがこれは要らない演出だったよ……と微妙なポイントが結構あるのですが、ロケ地が良いだけに惜しい……。
ミンチにするなら履物とは脱がせた方がいいんじゃないでしょうか。
モーニングスターっぽい殴り棒が出てきたところは○、頭殴り潰すところも良き。
でも全体にゴア描写は少ないです。
廃墟好きなら景観観るだけでも。