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THE GUILTY/ギルティのタクのレビュー・感想・評価

THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)
3.4
この事件を解決する唯一のヒントは、、
「声」だけ、、、
[ストーリー]
緊急事態の連絡を受けて対応する仕事をしている主人公のアスガー。
彼の元に誘拐事件と思われる電話が入ってくる。
依頼者は女で元夫に誘拐させられたのだという。
そこから徐々にアスガーと情報共有をしていき次第にこの事件の真相に辿り着くのだが、、、
[キャスト]
アスガー:ヤコブ・セーダーグレン
通報者イーベン:イェシカ・ディナウエ
[監督]
グスタフ・モーラー
[感想]
・[先の読めないストーリー展開]
今作の舞台は常に同じ部屋で展開されて行きます。
そこがまず、驚いた所で部屋の移動は多少ありますが基本的に舞台の代わり映えはせず、ワンシチュエーションで展開されて行きます。

元夫に誘拐されたと思われる女の声と主人公の声だけでストーリーが見事に展開されて行く。
まず、この作品は会話劇なので集中してみる必要がある。
そしてしっかりと見ていくと徐々に、この作品の世界観に呑まれていき先が気になる見事な物になっている。
ワンシチュエーションでここまで引き込まれるのか!!
と驚くような作品でした!
[驚愕の真実]
今作の見どころの一つである誘拐事件の話。
この事件の真相は依頼主の女や、その元夫に話を聞いて行くと徐々に判明する驚きの事実。
この結末は、背筋が凍るぐらい怖かった印象ですね。
実際の場面は無いものの、想像するだけで引いてしまう程の内容だったので個人的には好きでしたね。
・[最後に]
話だけの内容なので飽きてしまう人も居そうだが、誘拐事件の真相や映画としての大どんでん返し、主人公の交差する思い等わずが100分程の映画の中に見事に凝縮されてるので、物は試しに見るのをオススメする作品でした!
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