2019年 133本目
電話の会話で進んでいく映画って「ザ・コール」とか「オンザハイウェイ」とか、古くは「フォーンブース」や「セルラー」なんかも思い出しますが、今作はホントに部屋の中だけで進むという凄い展開。
途中から部屋から飛び出して自分で解決しちゃうのがハリウッドあるあるだと思いますがそういうの一切無し。一応隣の部屋にいって暗い部屋で一人でキーボード叩き壊したりしてますので多分それが唯一のアクションシーン。
これ、ハリウッドならそのキーボード使って犯人シバき回してましたね絶対。あのキーボードを持ったシーンは伏線だったのか!的な。知らんけど。
場面転換が無いのでそろそろ飽きてくるかな〜ってタイミングで「えー!」とか「オォー?」みたいな展開になってくるので最後までホントにドキドキ。
自転車でこけて膝擦りむいたくらいで緊急コールセンターに電話掛けたら駄目だぞ!救急車をタクシー代わりに使うようなことはしちゃイカンのだぞ!という啓蒙活動にも一役買いそうな主人公ですね。
最後の最後まで展開が「どっちなの?どっちに転ぶの?」が読めないので、時間があっという間に過ぎました。