ロビン

THE GUILTY/ギルティのロビンのレビュー・感想・評価

THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)
3.7
緊急通報指令室の室内のみで完結するストーリーなので、しかも電話越しの見えない相手との掛け合いだけ。
なので究極なこと言えば映像がなくても成り立ってしまう作品なので、ある意味極上のラジオドラマを約90分聴いていたような感じで、観ている側の想像力をかき立てられる。

「あなたは絶対騙される」という謳い文句に、やっぱり普通に騙される。
なるほど、そうきたかと。。

それと、ちょっと主人公の先走り感が気になるかな。



【ネタバレ】
  ↓







主人公の先走りのせいで、姉の少女を八つ裂きにされて死んでいる弟に会わせてしまった罪は計り知れないと思う。
父親は部屋に入るなと言っていて、その言いつけをちゃんと守っていたのに!

精神病院に連れて行く母親も、先走りで逃してしまい、しまいには自殺させてしまうとこだった。
あそこで、自殺踏みとどまってなかったらホント最悪なところ。

ラスト、事件が解決したあとで主人公が自分の携帯電話でコールした先は誰なのか?
個人的には出ていった嫁さんなんじゃないかと思う。。
ロビン

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