死体映画を探してヒットし、ジャケットの迫力に魅了され購入。
ゾンビ物の亜種カナぐらいに思っていたが割と違った。
ジャケットの妖艶な幼女がステファニー。
この娘が、何故か巨大な屋敷でひとり(+ぬいぐるみたち)と、あとまぁ副題にもある死体と暮らしている。
何かありそうな雰囲気だけ伝えつつ、具体的には説明されないまま物語は進む。
時折挟まれるテレビのニュースからは、ロックダウンじゃない隔離じゃないの話題が提示されるので、伏線なんだろうな・・・と。
コロナの自宅療養中に積んであったDVDを鑑賞していたので、別の意味でドキドキした・・・何の情報も無しに隔離中に観た映画が隔離映画だったなんて・・・。
色々詰め込まれ、伏線めいたモノがちらほらするけれど、分かりやすい収束は無い印象。
この作品をSFと評するレヴューも多いが、サイエンスなフィクション要素は希薄。
いろいろな可能性を連想させるけれど、はっきりさせない演出になっている。
まぁ、この妖艶な幼女の魅力を様々な角度で表現した作品という側面で観るといいのかもしれない。
妖艶と言いつつ、セクシー描写はあまりない。