原作未読。
安定のアクションシーン、大阪的笑い、岡田くんの肉体美と顔芸、妖艶な木村文乃と可憐な山本美月、安顕の男気、柳楽くんのリアルチンピラ感と、あまりに見所満載過ぎる詰め込み感に、極道の極彩色がまんべんなくまぶされ過ぎて少し疲労。
皆が皆大声で喋らずに、箸休め的なキャラやシーンがあっても良かったのではと思う。一番残念だったのは最後のアクションシーンで、登場人物があまりに多すぎて更に皆スーツを着ているために誰が何をしているのかよくわからず、せっかくの岡田くんの伝説のスタイリッシュ殺し屋感が半減している気がした。
個人的には、ファブルの子供時代の回想シーンで、夜の森のなかで寝転ぶ少年(子役の子、岡田くんより福士くんに激似)が起き上がるとき、まわりの虫たちが沢山光りながら飛んで行くCGが凄く神秘的で素敵だったのが一番良かったような気がする。
