10円で売ってそうな笑いが100連発くらいくる。歳を重ねるにつれて安い笑いが好きになるのはどうしてだろうか。
さて、岡田くんのアクションはキレキレで｢やっぱりカリシラット最強〜^^*｣となる。2ch最強格闘技決定スレで他の格闘技を推す全ての者に本作を見せたくなる。厳密にいうとカリシラットは格闘技ではないけれど…
カッコいいんだけど、｢殺してはならない殺し屋｣という設定を上手くいかせていたかというと微妙であった。
相手の懐に入り、必殺の間合いになった時、ファブルには｢殺すか殺さないか｣の選択が迫られる。｢殺す｣を選んだ時、頭を撃つ。｢殺さない｣を選んだ時、足を撃つ。
そう、どの道、撃つ。これがなんとも平凡で、上手く殺さずに立ち回っている感があまりないのである。
だからといって、周りにあるオブジェクトをギミック的に利用して敵を無力化していくアクションだと、岡田くんのカリシラットが活かされない。
そもそもカリシラットは｢殺す｣という選択肢が常に付き纏う武術なので、意図的に、尚且つ見映えよく敵を｢殺さずに｣無力化しようとするアクションとは、あまりに相性が悪いか。
安田顕かっこよかったな～。。
