ローズまりぃ

デス・フロアのローズまりぃのネタバレレビュー・内容・結末

デス・フロア(2017年製作の映画)
1.0

このレビューはネタバレを含みます

671
2024 6
結婚して5年なのにクラウディオは浮気ばかり。色んな女を片っ端から口説いて不倫関係にあって全く持って感情移入できない。やられろやられろとずっと思ってたのにこういうやつが生き残るの納得できない。妻への対応も酷いし。
そもそも向こうはエレベーターでストップボタンとかあるの?変なことしようとして意図的に押してるし。


イタリアのローマの都市部で実業家として多忙な日々を送るクラウディオは、朝一番に予定されている会談のため自社ビルへと急いでいた。ビルに到着したクラウディオは10階にあるオフィスに行こうとエレベーターに乗り込むが、6階と7階の間で止まってしまう。

エレベーターは以前にも機械の不調でトラブルが発生したことがあり、クラウディオは階数ボタンの下にある緊急用のボタンを押して管理人と話し、急いで動かしてくれと訴える。管理人は技師を屋上にある機械室へ向かわせ、落ち着て下さいと返答する。

会談の時間が迫り、クラウディオはオフィスにいる秘書のサラに電話をして、会談相手を引き留めてもらうよう指示する。そして待ちきれなくなったクラウディオはエレベーターの扉を強引に開けて外に出ようとするが、エレベーター自体の扉は開いたものの、ビル内へ通じる外ドアが途中までしか開かなかった。

どうやら外ドアの見えない場所に何かが引っかかって開かないようだったが、そこまでは手を伸ばしても届かない位置にあり、クラウディオは扉を開けるのを諦めて動き出すのを待つことにする。


そこで、家にいる妻のロレーナから電話がかかってくる。不審者らしき者が家の前をうろついていて怖いという電話で、クラウディオは運転手のステファノを家に向かわせるとロレーナに伝える。妻は神経質で困ると思っていたクラウディオだったが、次第にエレベーターの外から唸り声のようなものが聞えて来る。

そして少しだけ開いた扉の隙間から、知り合いの女性社員・マルタが助けを求めてくる。何が起こったのかと動揺するクラウディオの前で、マルタは凶暴化した数名の者たちに引きずられていってしまう。

クラウディオは何が起きているのかとスマホで検索し、市内で暴動らしきものが発生していることを知る。未知のウイルスに感染した者たちがゾンビのように凶暴化し、人々を襲い始めていたのだ。

何か異常事態が起きていることを認識したクラウディオは、ステファノに電話し妻の元へ急いでもらおうと催促する。しかし渋滞にハマっていたステファノは何者かに襲われ、そこで通話が途切れる。


クラウディオは緊急ボタンを押して、早くエレベーターを動かしてくれと管理人に訴える。管理人から屋上に向かった技師の電話番号を聞いたクラディオは技師に電話するが、その技師も何者かに襲われる。

不安を覚えたクラウディオにロレーナから電話が入り、何者かが家に侵入して来たと伝えられる。クラウディオは2階へ逃げろと指示するが、電話はロレーナの悲鳴と共に途切れてしまう。

絶望感に襲われるクラウディオの前に、1人の警官がやって来る。マルチェッロという名の警官は、数名の仲間と共に凶暴化した人々を鎮圧しようとしていたが、仲間とはぐれ本部とも連絡が途絶えてしまったと語る。

クラウディオは警官と協力して外ドアを開けようとするが果たせず、マルチェッロは屋上へ行って機械室の電源を操作すればドアが開くかもと考え、クラウディオに無線を渡して屋上まで誘導してくれと依頼する。クラウディオの指示でマルチェッロは機械室に到着するものの、やはりそこで凶暴化した感染者に襲われてしまう。


そこで扉の外から感染者たちが手を伸ばし、クラウディオを捕らえようとする。するとエレベーターの上からマルチェッロの声が聞こえ、天井のハッチを開けてくれと依頼してくる。

クラウディオはエレベーター内にあるパイプのような手すりを外し、ハッチを押し開けてステファノを迎え入れる。ステファノは感染者に襲われエレベーターシャフトに逃げ込んだものの、感染者に噛みつかれていた。

ステファノは、自分が意識を失ったら撃ってくれとクラウディオに言い残し、気を失う。目覚めたステファノは凶暴化しており、クラウディオは拳銃でステファノにとどめを刺す。するとそこでロレーナから電話が入り、軍隊に救助され避難所にいるという知らせを聞く。

希望を見出したクラウディオは、手すりのパイプを外ドアの隙間に差し入れ、引っかかっていた何かの部品を取り除くことに成功する。こうして数時間ぶりにエレベーターから脱出したクラウディオは、凶暴化した人々を制圧した軍により、無事に保護されるのだった。
ローズまりぃ

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