ぐっさん

パパと娘のハネムーンのぐっさんのレビュー・感想・評価

パパと娘のハネムーン(2018年製作の映画)
5.0
NETFLIXオリジナル映画。

予想以上に面白かったし、うらやましかった。
そして、こんな船旅生涯1回はやってみたいものだと思った。

 簡単に、ストーリーを説明すると、結婚式でのとあるキッカケが理由で、結婚が破談になってしまった広告代理店重役で日本で言う仕事人間(または仕事一筋)の女性主人公レイチェルが疎遠状態で数年ぶりに招待状も出していないのに突然現れた父親ハリーといろいろあって予定していた新婚旅行カリブ海クルーズに父親と参加することになったが・・・
 レイチェル役は「アナと雪の女王」のアメリカ版アナ役のクリステンベル。父親ハリー役には海外ドラマ「チアーズ」やアニメ「ザ・シンプソンズ」でもおなじみのベテラン、ケルシーグラマー。
 監督・製作・原案・脚本はローレン・ミラー・ローゲンさんです。

 孤独になりたくなく、結婚して落ち着こうと思っていたのに当日に破談になって仕事で忘れようとしても心にキズをつけられた痛みは深く、ショックを隠し切れなくなっていたレイチェルを静かに支えてあげようとするハリー。でもレイチェルは疎遠状態だった父親を好きにはなれず、でも誰かそばにいてほしいとも思っている中、参加してしまったクルーズ旅行。
 そこで、いろいろな人との出会いと船でのイベントをきっかけに父と娘のこれまでの空白だった絆は深まっていき、楽しい旅になっていくのですが・・・いくつかのナゼ?を観ていくうちに父と娘の気持ちもすごい良くわかるんだけど、グサッとくるものはありました。あ~どっちも気持ちはわかるけど、ちょっと周りを観てなさすぎかなぁ~でも人のことは言えないなぁ~みたいな実感はわいてきました。

 ほんとにシンプルな話ですが、特に家族のために仕事一筋ガムシャラに働いている人にとってはちょっと休憩してこの作品を家族とみるとすごいいい作品だと思います。
 それにしても、この映画の撮影スタッフ絶対楽しさ満喫してたんだろうなぁ~~

 ほっこり(または、ほっこりはん)できるので最近アクションばっかり観ていた私もちょっといい休憩になりました。(笑)
ぐっさん

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