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劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデンのksk84のレビュー・感想・評価

4.0
めちゃくちゃ楽しみにしていた本作。
公開初日のレイトショーにて鑑賞…(´∀`)

うんうんうん、いやー良かった( ̄∇ ̄)
泣き所が色んなところに地雷的に仕掛けられていて、もう何回泣きそうになったことか(笑)

まぁー、物語の展開と感動の誘い方がホントに上手いなぁと。

まず入りがセコいですね…
アニメ版最強のアンの話と関連付けて持ってくるあたり…もはや映画とか関係なくアニメ版の再放送の導入部で泣きそうになりましたね(笑)

子供の話も鉄板で感動です。
まあそもそも題材がセコいっすよねぇ…
「手紙」という形にこだわらず、ライバル的な関係性である「電話」という手段を持って想いを繋ぐドール達にも感服でした。

少佐とのメインストーリー。
個人的には「それぞれお互いの道を」エンドでも良かったかなぁという気はしましたが…まあでも凄く頑張ってきたから、最後くらいハッピーエンドでも良いのかな(笑)
少佐の「頑なに会わない姿勢」には若干の違和感はありましたが…まあ、ストーリー構成上仕方ないのかな。

細かいところでは色々気になる部分はあるものの、総じて素晴らしい作品には違いないと思います。

このアニメが完結してしまったことが、今はちょっと寂しいなぁ…(泣)

<内容(「公式サイト」より)>
代筆業に従事する彼女の名は、〈ヴァイオレット・エヴァーガーデン〉。
幼い頃から兵士として戦い、心を育む機会が与えられなかった彼女は、大切な上官〈ギルベルト・ブーゲンビリア〉が残した言葉が理解できなかった。
──心から、愛してる。
人々に深い傷を負わせた戦争が終結して数年。
新しい技術の開発によって生活は変わり、人々は前を向いて進んでいこうとしていた。
しかし、ヴァイオレットはどこかでギルベルトが生きていることを信じ、ただ彼を想う日々を過ごす。
──親愛なるギルベルト少佐。また今日も少佐のことを思い出してしまいました。
ヴァイオレットの強い願いは、静かに夜の闇に溶けていく。
ギルベルトの母親の月命日に、ヴァイオレットは彼の代わりを担うかのように花を手向けていた。
ある日、彼の兄・ディートフリート大佐と鉢合わせる。
ディートフリートは、ギルベルトのことはもう忘れるべきだと訴えるが、ヴァイオレットはまっすぐ答えるだけだった。「忘れることは、できません」と。
そんな折、ヴァイオレットへ依頼の電話がかかってくる。依頼人はユリスという少年。
一方、郵便社の倉庫で一通の宛先不明の手紙が見つかり……。
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