真田ピロシキ

ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲の真田ピロシキのレビュー・感想・評価

3.3
アナログエージェントがデジタル時代に戻ってきた。ということで最新機器を使いこなせないギャップが笑いのネタになるのかと思っていたが必ずしもそれが結びついてなくていつものローワン・アトキンソンコメディ。タブレットをラストで投擲武器に使ったくらいでスマホを無茶苦茶な使い方したりはせず動画撮影は出来てたり意外とまとも。腐ってもスパイなので当時の最新ガジェットは使えてた訳でそれがデジタルガジェットになったくらいで全くダメになるってのはいくらコメディでも無理あるよねと。

でも安定したバカバカしさで笑える。ミッションインポッシブルに出てきてそうな磁力ブーツの弱点(笑)第1作でどう見てもボスより優秀だったボフも楽しい。彼は2作目出てなかったっけ?全然覚えていない。

そんな他愛のないコメディですが今度の007は遂に女性になるという事で古のボンドの伊達男スキルを茶化してた本作は一つの時代の終わりを映しているのかもしれません。