ホラー映画ってどこがおもしろい(怖い)のか全然わからず、毎回微妙な顔で見ることになるんだけど、今回もやっぱり笑っていいのか怒ったほうがいいのか、それとも悲しんだり嘆いたりすればいいのか最後までわからず、ずっとどっちつかずの気分で、なんとも居心地が悪かった。キューブリックの前作を見ただけで原作も読んでないしキング版のシャイニングも見てないのであくまで想像だけど、たぶんジャンル的に相性がよくないんだと思う。いや、大声で笑っていいのなら、少しは楽しめそうなんだけどw
#ドクタースリープ #シャイニング #オーバールックホテル
△2019/12/14 TOHOシネマズ日比谷で鑑賞。スコア3.3
追記:キューブリック版が多少なりとも怖かったとすれば、ジャック・ニコルソンの狂気よりも、それに恐れをなすウェンディのゆがんだ表情によるところが大きい。恐怖で我を忘れる役柄に人は感情移入して恐怖を覚えるはずなのに、今回は登場人物のほとんど誰も怖がっていないから、ちっとも怖くない。正体を明かさないことで恐怖心を煽るのも一つのやり方だけど、今回はそれもなし。結局、ただの超能力者バトルでしかないので、そういうのが楽しめない人には、ちとつらい作品かも。