2019年35本目。
原作漫画は未読。
面白い、大好き!
冒頭、ド迫力の「大和」シークエンスから圧巻。一気に引き込まれた。
さすがのVFX、山崎貴。
圧倒的な「大和」の重みと戦場の陰惨さに思わず顔が歪んだ。
シリアスな部分と対照的にコミカルな描写も多めで、またそこがちゃんと笑えるのが偉い!
櫂と田中のバディ感が良いし、終盤の2人の"同志"的掛け合いはベタながらグッと来る。
主演・菅田将暉はお座敷での登場シーンからその魅力に引き込まれるし、結構前から知ってたけど同世代でも群を抜いて素晴らしい俳優だと思う。
紅一点のヒロインを演じた至高の美少女・浜辺美波はもはや日本の宝。
脇を実力派な大御所キャストでがっちり固める抜かりなさも嫌いじゃない。
鶴瓶が鶴瓶役しててホッとするし、田中泯の使い方が巧すぎる。一番おいしい役。
ラストも、決してハッピーエンドにはせず、観客の心にずっしり重い物を残すカタルシスが良い。
ただ、だらだらだらだら続けなくても幾らでも、ここで終わらせとけば…、なシーンが多かったのは不満。
あと、橋爪功の呂律の怪しさが割とガチでヤバくて笑った。