2024年4本目。
起承転結がはっきりしていて単純明快。
何の気負いもなく、サクッと気軽に観られる一本。
映画ってこれくらいが丁度良いのかも。
組のカラオケ大会を控えるヤクザと合唱部の中学生。漫画原作とはいえなかなか入り込み難い設定にもかかわらず、主演2人の演技力が抜群の説得力を持たせていて飽きさせない。
やっぱり綾野剛は反社が似合うし、聡実を演じた齋藤潤も素晴らしかった（特にクライマックス）。"愛やで〜"連呼の芳根京子は単純に可愛すぎて最高。ああいう先生いる！
合唱部の生徒たちの描写も絶妙で、後輩のアイツの面倒くささとか劇場でもしっかり笑いが起きてた。
非常に好感が持てる映画だったけど、話そのものは非常にミニマムで、のめり込むほどではなかったので点数はこんなもんで。
あと普通にBLでした。
