Ren

ある閉ざされた雪の山荘でのRenのレビュー・感想・評価

ある閉ざされた雪の山荘で(2024年製作の映画)
3.0
2024年3本目。

東野圭吾原作で雪山密室モノと来れば一定の面白さは保証されているだろうし、ミステリー好きとしては見逃せない!と公開初日に鑑賞。したのが間違いでした。

原作の問題か脚本の問題か演出の問題か、もしくはそれら全ての問題かは分からないけど、とにかくはっきりとキツい。
多分脚本が一番悪い。

まず雪山じゃない!別に密室でもない!
壁や天井に文字が表示される演出等、随所がチープすぎてある意味雪山並みに寒気がした。

何より、じゃあ109分間我々観客は一体何を観せられていたわけ…??な展開&結末が罪深い。〇〇(ある登場人物)、いちいちこんな手間の込んだことをするな!!

これだけの旬なメンツを集めておいて、若手俳優の演技合戦にもなっていないところもヒドい。
重岡大毅(ところどころ滑舌怪しい)、中条あやみ(語尾に"だぞ"とか付けるな白ける)、西野七瀬(シンプルに上手くない)と他キャストの実力差が歴然で、3人が何の得もしておらず可哀想。岡山天音のこういうキャラも食傷気味なのでもう結構です。

何を観せられたんや…という想いで劇場を出たら、ちゃーんと世間の評価も悪くてちょっとホッとした。
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