龍馬

ダンスウィズミーの龍馬のレビュー・感想・評価

ダンスウィズミー(2019年製作の映画)
3.7
アルタミラピクチャーズ企画、制作の作品、「Shall We Dance」の周防監督と「がんばっていきまっしょい」の磯村監督らが立ち上げた会社で、矢口監督の作品も、ここの会社からリリースされています。

本作は、エセ催眠術師に催眠術をかけられた主人公の静香(三吉彩花)が、街中にあふれる音楽に敏感に反応してしまい歌って踊りまくるというミュージカル風に描いた作品です。

周防正行監督は『舞子はレディ』で京都・祇園を舞台に、舞子の成長を『マイ・フェア・レディ』風に描いてましたが、矢口監督も「ラ・ラ・ランド」や「ウエストサイド物語」を矢口流にアレンジしてます。

音楽も懐かしい、山本リンダの「狙いうち」、井上陽水の「夢の中へ」、
キャンディーズの「年下の男の子」からシュガーの「ウエディング・ベル」、そしてサディスティック・ミカ・バンドの「タイムマシンにお願い」をバックに、口ずさめて、踊って笑えるミュージカルに仕上がっています。

劇場の方はヒットしなかったそうですが、今の時代だからこそ、この映画を見てコロナを吹っ飛ばそう!結構、最後まで飽きずに楽しめましたよ。
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