ShinMakita

mid90s ミッドナインティーズのShinMakitaのレビュー・感想・評価

1.4


90年代半ばのロサンゼルス。13歳のスティービーは、過干渉の母や暴力的な兄と暮らし、鬱屈した日々を送っていた。ある時、スケボーショップで楽しそうにダベる年上の少年たちを見かけ、彼らに強い憧憬を抱く。仲間に入りたい一心で兄からお古のボードを譲ってもらったスティービーは、庭で練習し、ショップに通いつめ、彼らと話せる仲になった。リーダー格のレイはテクニック抜群でプロを目指している。その親友ファックシットも同じくらい上手いが、パーティやオンナのことしか頭にない。無口なフォースグレードはいつもビデオカメラを回している。最年少のルーベンは、口調も態度も不良そのものだ。そんな少年たちの仲間に迎えてもらったスティービーは、タバコやアルコール、パーティなどを経験しながらボードで街を走り続けるのだが…


「mid90s」

以下、ネタバレ半ば


➖➖➖

ジョナ・ヒル初監督作品。特に工夫のないノスタルジーものだけど、少年たちの個性でストーリーを牽引しています。兄イアン役で売れっ子ルーカス・ヘッジスが出ていて、母役はキャサリン・ウォーターストン。余談だが、このキャサリン・ウォーターストンは「華麗なるギャツビー」でニック役だったサム・ウォーターストンの娘。確かに若い頃のパパに似てるわ。

90年代半ばって、個人的にはJポップ全盛の時代で、よほど好きな人じゃなきゃ洋楽は聴いていなかった時代な気がします。故に本作で使用されている曲もピンとこなかった。ま、悪い映画ではないけど、刺さる映画でもありませんでした。
ShinMakita

ShinMakita