おけい

太陽は動かないのおけいのレビュー・感想・評価

太陽は動かない(2020年製作の映画)
2.0
うーむ…ごめん無理。

公開当時、予告編を観て、お⁉️っと思ってたわけ。話は面白そうだし邦画だってスパイアクションぐらい多少なりとも面白く撮れるでしょーよってさ。

ところが蓋を開けてみてビックリ。思い込みの期待値は良くないと学習したよ。

産業スパイの2人(藤原竜也と竹内涼真)が心臓に爆弾を埋められており、毎日組織に連絡を取って解除しないと情報漏洩を疑われ爆死させられるという中、ミッションをこなしていかないといけないわけ。

原作の小説もあって素材はいいのに、何故こんなことに…何も考えずに普通にやったら、もっと面白く撮れるのではないかな。

まあ、100歩譲って主演2人の雰囲気やアクションは悪くないにしても、脇を固める俳優の演技力が学芸会レベルでずっこけ。特に韓国の俳優を使ってスパイ役をやらせたのは大失敗だと思うよ。

子役にしても、演技力は粗削りでもいい雰囲気を持っていれば、セリフや演出で良くもなるし悪くもなる。素材は悪くないのに、ある意味もったいなかったよね。

私、昔から日本の連続ドラマがどうも苦手でして。演技が痛々しくて見てられないと言いますか。久しぶりに痛い連ドラを見てしまった時のような悪寒を覚える映画でした。

ですが、褒める所があるとすれば、ちょい役でしたが冒頭に出てくるスパイ役、市原隼人が1番カッコ良かったんではないかな。
おけい

おけい