こやち

オペレーション:レッド・シーのこやちのレビュー・感想・評価

3.3
中国600億円越えのメガヒット。本物海軍全面協力で贈る純度100%のミリタリーアクション超大作!だそうです。

オペレーション・メコンの続編かと思ったら、公安特殊部隊じゃなくて、海軍蛟竜突撃隊による人質救出作戦でした。
143分の長い作品のほとんどが戦闘、銃撃、爆発で占められ、とんでもない量の銃器と火薬が使われています。中国軍最強というプロパガンダ映画に見えて、其の実はダンテ・ラム監督のやってみたかったのやりたい放題最高〜!という作品なんじゃないかとも思えます。
で、ラストに南シナ海を付けておけばOKな訳です。

戦闘シーンがほとんどですが、テロ組織による自動車爆弾、人質の惨殺、拷問シーンなどもあって戦闘爆発の連続の中でレストポイントになっています。
指が飛ぶ、腕が飛ぶ、頭が飛ぶでなかなかエグかったです。飛ばないで半分残ってるのはもっとエグかったけど。

唯一知ってる俳優のチャン・ハンユーさんが実戦部隊じゃなくて戦艦で待機してる寡黙な艦長なのは残念でしたが、でもアレは撮影だけでもめちゃくちゃ大変そうだから大物俳優は艦長待遇なんでしょかね。

あと、タイトルの出方が劇的。おお〜!って言わずにはいられない。
こやち

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