かめの

ラ・ポワント・クールトのかめののレビュー・感想・評価

ラ・ポワント・クールト(1955年製作の映画)
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夫婦、そして漁村の危機を描きながらも、物事は自然に任せるように静かに進んでいく。何気なくみせて、物語はこれ以上ない完成度って凄い。

夫婦の会話を聞いていると、奥さんの不安感が強いのかな、と思っていたが、途中その理由が分かって、それなら前半みてきた掛け合いの意味もまるきり変わってくるじゃんと目が覚めた(寝てはないですよ多分)。

どちらも不安定なまま維持していく道を選んで、完。

しかし、あの猫たちは何だったんだ。
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