人生において、"たら れば" を使い出すと
キリがないことばかり。
でも、彼女はこれまで 何かの拍子に
その単語を使うことが多かったかもしれない
脳性麻痺の女性の成長物語
出生時の37秒間が、彼女の人生を大きく変えた…
しかし彼女は前を向いて小さな殻を
突き破ろうと必死だ。
たまに、こっちまで心配する様な
思いきった行動(展開を知らなかったから
かなりの驚き)もするけど、
彼女の勇気に元気づけられるし
むしろ誇りに思う
演技初経験とは思えない佳山さんの
ナチュラル感。
それだけ、監督さんや演者さん及び
周囲の関係者全員が彼女の良さを
引き出していたのだと思う。
劇中何度も見られる 彼女の笑顔が
すごく良かった。中でも、母親を出し抜いて
バスに乗った時の彼女のドヤ顔がお気に入り
外の世界で関わる登場人物はみんな、
彼女に対等で 見つめる視線の高さが同じ、
特別扱いはない。
特に渡辺さん演じる舞の懐の深いお姐さんぷり、
あんな余裕のある女性 憧れます✧︎
「私は 私でよかった」
彼女が 長い間をおいて 呟いた言葉
主人公を見てると、自分に正直に
悔いのない人生を送りたいと思えるし、
自分を誇れるように精進したいとさえ思う
彼女がいつか 大切な人とキスできる日は
そう遠くないような気がして、
いっぱい涙が出たけど ほっこり気分で
劇場を後にすることが出来ました