マイ・ブックショップのヴレアのレビュー・感想・評価

う～ん、雰囲気としてはいいんだけどねぇ。
主人公が本好きで、書店を開きたいという意気込みは感じたんだけど、どうもそこまでというか、あんまりこだわりとか感じられないし、売り上げを上げるための努力とか早々に放棄しちゃってる感じがして、いまいち感情移入出来なかったのよね。
ビル・ナイ演じる孤独な老人との本を通じたエピソードとか店を手伝う子供との交流とかそういう素朴なシーンは良かったが、悪役の描き方があまりにステレオタイプというか嫌らしい感じでなんか陰鬱な気持ちになった。