このレビューはネタバレを含みます
正直どう点数をつけて良いかわからない。
自分にとってはキツい作品だった。
つまらないとかじゃなく、自分の老後・それよりずっと先にくる父母の老後を考えて、なんか落ち込んだ。
なんかほんと他人の人生の一部をめちゃくちゃ生々しく見ちゃったな感がすごい。
だれしもいつか老いぼれて死ぬ。
そのことがわたしにはまだ悲しいだけなので。
「親の痴呆」という可能性自体がもう辛くて、見ないふりしていたい。
もうなぜこれ観た？というかんじ（WOWOWでやってたから）
😭
こんなことにカメラまで向けてじっくりと向き合ったこの監督すごいね…
葛藤は計り知れないし、意思疎通できなくなっていく母親と、それを支える老いた父親を撮り続けるのは辛かっただろうと思う。
それでも作品として残そうとしたところに、映画監督としての自分を認めてくれていた父母に対する感謝や、覚悟を強く感じた。
母と、妊娠中の姉と3人で観たが、2人はまた感じ方が違っていたようなので、世代や経験で受け取り方が変わるのだろう。
ネガティブに引きずられてしまうのは、わたしがまだまだ子供で未熟なんだろうな……
この夫婦の関係は、とても素敵だなあ。
感情の抑制が効かなくなって、子供のようになっても、「そばにいてほしい」と思う人が旦那さんなのかー。
旦那さんの愛情も。
向上心が強くてどっしり構えた穏やかな素敵な旦那さんだった。
2人の過去が垣間見えるよね。
うーーーーん。
わかりませんでした。
