このレビューはネタバレを含みます
アカデミー賞っぽい作品だなぁ〜と思いました。普通のいい作品。
あらすじにある通りの話とそれが示唆する通りの進行。コンビ者ロードムービーの定番とも言えるキャラ設定。大食いとインテリ。役者もいい。王道を行くっちゅう感じですね。ラストのあっさり感もいい。
でもなー、なんか、なんか薄っぺらい感じがするんだよな。なんだろう。多分黒人がアメリカ南部にコンサートに行くっていうことの意義がすっと落ちてきてない感じですね。そこらへんはもしかすると、こちらのリテラシー不足なのかもしれません。なんでこんな危ない橋を渡るの?そのくせ、なんで最後に演奏しなかったの?うーん。。。?
1960年くらいのブラックミュージックに親しんでいればもうちょい楽しめたかも。