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グリーンブックのaiueoのレビュー・感想・評価

グリーンブック(2018年製作の映画)
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トニーは、終盤に至ってもシャーリーがいい奴なんでシャーリーが可哀想だという程度のことにしかなっていないし、その外側にある社会構造についてはほとんど書き割りのようにしか描かれない。
というかこの作品は、いい白人もいましたという機能をどうしてももってしまっている。
笑って見て楽しく帰れるぬるい差別の映画を白人が作ってアカデミー作品賞となれば、シラケるのは当然。
という行儀のいい感想。役者二人は素晴らしいので楽しくはある。
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