「グリーンブック」🎬11
ケンタッキーとパスタを食べよう！！
1962年、ニューヨークの高級クラブで用心棒を務めるトニー・リップ(ヴィゴ・モーテンセン)は、クラブの改装が終わるまでの間、黒人ピアニストのドクター・シャーリー(マハーシャラ・アリ)の運転手として働くことになる。シャーリーは人種差別が根強く残る南部への演奏ツアーを計画していて、二人は黒人用旅行ガイド「グリーンブック」を頼りに旅立つ。出自も性格も違う彼らは衝突を繰り返すが、少しずつ打ち解けていく。
レディースデーということもあり満席近く席が埋まってました。
それくらいアカデミー賞の作品賞というのは注目されているんだなと改めて感じました。
作品としては豊かな音楽に囲まれてステキな友情で結ばれていく2人を描きます。
捻りが何かあるわけではないけど、それがなんだか暖かくて満たされた気持ちにしてくれます。
「メリーに首ったけ」などコメディを撮ってきた監督だから奇をてらった作品かと疑ったりしてみたけどそういうわけでもなく家族やカップル、友人など誰とでも楽しめる作品です。
黒人の方達を扱った話としては「ドリーム」や「ヘルプ」の方が衝撃的ですがそういったことをやんわりと描いてるので差別などの話が苦手な方でも問題なく見れます。
ドクターシャーリー役のマハーシャラ・アリが助演男優賞受賞しましたが個人的にはトニー役のヴィゴ・モーテンセンの演技の方が魅力的に映りました。
「はじまりへの旅」と同じ人とは思えない！！
クリスマスに見たい新たなお気に入りが増えてとても嬉しいです。
いやー、本当にケンタッキーとパスタが食べたい！！
私的には☆☆☆☆かな。
