マサラチャイ

グリーンブックのマサラチャイのレビュー・感想・評価

グリーンブック(2018年製作の映画)
4.5
評価の高さにも納得の、出来のいい映画だった。最初から最後まで飽きさせない脚本が見事。トニーは最初は差別意識を持っていたけど、ドクとの友情によって成長するのがベタだけど良かった。黒人だからフライドチキン出すって、日本人にはスシだろみたいな感覚なのかな。悪気はないんだろうけどチクッとする感覚だろう。トニーは金に執着する性格だが、支配人の賄賂を受け取らなかったところがかっこいい。ドクも最初に比べて人情味が出てきて魅力的になった。差別云々を別にしても、2人の男の成長物語としても面白かった。