マサラチャイ

ぼくのエリ 200歳の少女のマサラチャイのレビュー・感想・評価

ぼくのエリ 200歳の少女(2008年製作の映画)
4.5
エモーショナルで、静謐な美しさのある芸術的な映画。映画というより芸術作品と呼ぶのがふさわしい。北欧の雪景色の美しさと、残酷な描写のコントラストが美しい。いじめっ子惨殺シーンが芸術点高くて見入ってしまった。映画史上最も芸術的な殺戮シーンだと思う。セリフは最小限にして、映像の撮り方の上手さで魅了する映画。エリもおじさんも人目につくとことで殺人しちゃってて笑ってしまった。なんであんなに目立って捕まらないんだ。エリはおじさんから主人公に乗り換えたのね。そうやって200年も生きてきたなんてまさに魔性の女。こういう芸術的な映画は大好きだ。