このレビューはネタバレを含みます
トランプ大統領誕生は予想外でも何でもなく、必然だった。大方がアメリカの下層の現状をよく把握せず、泡沫候補は当然負けると楽観視していただけだ。
マイケル・ムーアは選挙前からトランプ勝利を予測していた。ムーア自身の出身地でもある、ミシガン州フリントの状況からしても。
正義の味方のフリして、パフォーマンスするだけのオバマ前大統領。民意を無視して改竄し、社会民主主義者バーニー・サンダースよりもヒラリー・クリントンを次期候補者に選んだ民主党。共和党もダメだけど民主党も全然ダメダメやん。オバマや民主党には偽善を感じるのよねえ。
フリント市の水質問題は今でも解決せず続いているようだ。他の国内事情も４年前から状況はあまり変わりないとすれば、今年また大統領選だがトランプの再選の余地はまだまだあるか？
しかしトランプになってから、４年前より分断が拡大したのは事実だろうし、乱射事件はもう頻発しまくってる。
アメリカの一縷の望みは、今は選挙権がない学校での銃乱射事件の体験者世代が、将来社会を変えるかもってところかもしれない。
でもね、十代ならまだ純粋でいられるけどね。大人になると色々とね。みんな昔はそうだったわけよ・・だからその時の心をどこまでいつまで保てるかってのが問題。期待はしたいけど、アメリカが変われば世界中が変わるから。
