このレビューはネタバレを含みます
あまり詳細かつ長い感想は書くまい。感想はシンプルだ。
「こうして人は悪に手を染めていく」
以上。
強いてもう少し詳細に言うと、最初は普通の人かもしれない。善人とは言えないまでも、悪人ではないかもしれない。しかし、ふとしたきっかけで歯車がおかしな方向に回り始め、そこからもう取り返しがつかなくなってしまうことがある。当然、映画を観ている私たちもそれは同じだ。ふとしたきっかけで悪に手を染めたり、それが止まらなくなってしまうことがあるかもしれない。自分も例外ではない。ジョーカーには、誰しもがなるかもしれないのだ。