ま

ジョーカーのまのネタバレレビュー・内容・結末

ジョーカー(2019年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

すばらしかったあああ

見ていてこれあれ凄いタクシードライバーとキングオブコメディーて感じでだからデニーロか!ってなった時の衝撃というか重みというか、そういう映画なんだ...それをジョーカーさんで...という色んなのがぬるうっと合わさって超はんぱなかった。

でもデニーロ何自分を棚にあげて正論ぶちかましてるんだよぉ。
だから脳天一発いかれちゃうんだよぉ。
舐めるんじゃないくらいの競り合いを見せても良かったよデニーロ。

ぶち上がり感が好き。
最後の血を笑顔の形に広げていくシーンはもうなんか一周回って拍手したいって感じだった、し、どうにもならないシーンで明るい音楽が流れる系の映画本当に本当に大好き。
やっぱり綺麗なものだけじゃなくて、こういう暗部というか、人生のどうにもならない部分を描いた作品を見たいっていう気持ちもあるから、もう凄くぐっときた。
なのにガラスにぶつかったり、最後警官と追っかけっこしたり、ところどころピエロっぽいのがおちゃめだった。

あとホアキンー!
服はちょっぴりニコルソンジョーカーぽかったり。
狂気の人だけどまたデニーロとはちがう研ぎ澄まされた感があったり。
突然爆発しそうな、なんか急に手を出してきそうな荒々しい感じとか。
今までのとはちょっと様子が違うけど、覚醒してからはちゃんと、ちゃんとジョーカーだった。
あと顔が良い。

音楽の不安を煽りつつのあげ感とか、びっかびっかする地下鉄やネオンっぽい照明とか全部良かった。
なんとなく映画館を出てから聞こえてくる笑い声や、自分の笑い声に気持ち悪さを感じて、お持ち帰りしちゃったって気持ち。
ま