このレビューはネタバレを含みます
間違いなく唯一無二の映画。
社会で生きる上で、観てはいけない映画。一度でも観たら虜になってしまう。
小さなジョーカーが自分の中に芽生え、この世界をぶち壊したくなるかもしれない。
「善悪は個人の主観だ」
「この人生は悲劇だと思っていたが、喜劇だった」
誰かを苦しめ、その人の悲劇の人生を「喜劇」として笑う人がいる。
アーサーは、この世界のそこら中にいる。
「理解できないよ」
何度も自分を表現し、理解してもらおうとしたアーサー。
この言葉には、世界に対する絶望なのか悲しみなのか、何とも言えない虚しさを感じた。
それにしてもジョーカーのタバコ姿、惚れ惚れするほどキマってた。
ラストの笑顔を「描く」シーン、忘れられない。