暗数殺人のDanielのネタバレレビュー・内容・結末

仕事を超えた執念と無念


届け出が無く、未解決のままの殺人事件をテーマにした作品。
しっかり鑑賞しないとストーリーを把握できず、また良くも悪くも登場人物の心情の描写が少ないので、少し難解に感じた。
ラストもリアリティを重視してか、大きな展開は無かった。

焦点を当てていたのは、刑事の事件解決への執念。
この犯人は自由にしてはいけない、まだ見つかってない被害者の無念を晴らしたいという、刑事という仕事を超えた執念があった。

韓国映画は、こういった社会問題をテーマに、観ている者に訴えかける作品が多いなと思った。