たく

プライベート・ウォーのたくのレビュー・感想・評価

プライベート・ウォー(2018年製作の映画)
3.8
実在の戦場記者であるメリー・コルヴィンの2001年から2012年までの活躍を描いてて、戦場の緊迫感が凄まじかったね。

2001年のスリランカでの取材中に爆撃で左目を失ってから海賊みたいな眼帯をつけてまさに男勝りな豪傑みたいに見えるんだけど、女性としてちゃんと恋するしPTSDに苦しんでだんだん酒に溺れていく姿が見てて苦しくなる。
彼女を演じたロザムンド・パイクが「ゴーン・ガール」以来の名演を見せてくれて素晴らしかった。

時が進むたびに「ホムスまであと◯年」ってテロップがでて、いったいホムスで何が起こるんだ?っていうのが史実を知らない自分にとってサスペンスだった。

そのホムスで、まさにいま攻撃されてる現場から英国4大放送局に実況放送するというとんでもないクラマックスに腰を抜かした。
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