クインシー・ジョーンズのドキュメンタリー。
彼の手掛けた曲を聴いたことが無いという人はいないだろうと断言できる、音楽界にとって重要な人物。
ジャズから入り、フランク・シナトラ、映画音楽、そしてキング・オブ・ポップとの邂逅…才能は才能を呼ぶ。
当時の映像と現在病気と格闘中の姿。
今はすっかりチャーミングで優しそうなおじいちゃん。
厳しい時代、厳しい環境に生まれ苦労したはずなのに、あまりそこを強調しない。
信頼する仲間たちと分かち合う思い。
涙や笑顔がとても印象的。
「他人によって受け入れられるかどうかで自尊心は左右されない」
重く響く言葉。
最後のオチも見事だった。
そりゃモテモテだよね〜!
若い頃は可愛くてハンサムだし、こんな才能があるんだもん。
あのナスターシャ・キンスキーとも子供がいたなんて。
長生きして欲しいな。