モモモ

ポーラー 狙われた暗殺者のモモモのレビュー・感想・評価

ポーラー 狙われた暗殺者(2019年製作の映画)
3.9
「長い暗殺稼業で培ったテクニックで眼帯マッツが若造殺し屋達を返り討ちにする」映画かと思って観たら「テクニックとか抜きにメチャクチャ強いマッツが大分終盤で隻眼にされて若造殺し屋達を血祭りにあげる」映画だったので若干の肩透かしは食らったがマッツ・ポイントがかなり高い映画だったので存分に楽しむ事が出来た。
直腸検査されるマッツ、犬を飼う某殺し屋映画展開を期待させて速攻ぶち壊すマッツ、老眼鏡マッツ、勝手に薪を割るマッツ、風船を膨らますマッツ、ちょっとズレた授業をするマッツ、バリエーション豊かな濡れ場を魅せるマッツ、逞しい尻を存分に見せながら全裸で闘うマッツ、拷問されるマッツ、半裸で暴れるマッツ、トンデモ兵器でオーバーキルするマッツ、マッツ、マッツ、マッツ。
個人的には「プッシャー2」以来のマッツ魅了爆発映画だった。
「カジノロワイヤル」では拷問する側だったのに、年月って恐ろしいですね。
「ジョン・ウィック2」や「ザ・プレデター」等の映画に比べたら劣ってしまうが銃撃ゴアアクションは及第点を超えているし、原作は未読だがコマを再現しているであろうコミック的な構図、色調のルックも良かった。明らかにグリーンバックだな、というシーンも何故かコミック調に感じ作風に溶け込んでいた。
冒頭の勃起ジョークの下劣さをこの規模の映画で出来るのがNetflixの良い所だな、と思う。
あのオチに持っていくにはもう少し物語に種を蒔いていて欲しかったが、僕の中のマッツ指数は満たされれいるので問題無いです。
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