髙橋佑弥

ストレイ・ドッグの髙橋佑弥のレビュー・感想・評価

ストレイ・ドッグ(2018年製作の映画)
1.5
題材が好物なだけに手痛い肩透かし。腰が重く湿気た残念ノワール。無闇矢鱈に割り/繋ぐ編集が壊滅的。過去描写へ拘泥することでしか長編尺を保たせられない語りに辟易。不要な円環"仕掛け"への耽溺。ストイックに作り込まれた顔面が、出来の緩さを際立たせる。

そもそも冴えないという件は一度脇へ置くとしても、数少ないアクション"見せ場"が共に銀行強盗…しかも一度は結末見えてる過去回想って(意図的な選択なのだろうが)流石にどうなのか。

2020/10/27
髙橋佑弥

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