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アド・アストラのmycanのレビュー・感想・評価

アド・アストラ(2019年製作の映画)
3.8
人間って、人間って、、、愚かだ!
(知ってたけど)
ていうのを映像化したらこうなった、みたいな?

何年・何十年後を設定にしてあるかは分からないけど(見落とした?)、月行き宇宙船でも到着前におしぼり出してもらえるんだね。CAさんがトングに挟んで出してくれるやつ。
んで月空港(?)には顔ハメもあるよ!私も絶対ハメるよ!
あと火星でも領地争いのドンパチやってるね。
…人間結局いつになってもどこ行ってもやってること同じ!


『2001年宇宙の旅』オマージュっぽい描写(↑宇宙船サービス含む)もあるし、リブ・タイラーはお父さんのトラウマがあるから辛いよね!(それは『アルマゲドン』!)とか、映画通とまでは言えない私でも「おっ?」となる要素が其処此処にありました。
(でも途中ちょっと寝そうになったのも事実。。。)

『ロケットマン』を観る前に、レイ・ブラッドベリの「ロケット・マン ーThe Rocket Manー」を読みまして、あのお母さんの心情は、例えば漁師の奥さんとかも同様の不安だとかを抱えているでしょうが、「夫は宇宙に行ってます」てのは世にそうそうない状況だから、そういう点で孤独も深そうだし、なにかあったら永遠に朽ちることなく宇宙を漂うことになるかと思うと魂抜けそう。
あの男の子が宇宙でお父さんに再会したらロイみたいな感じになりますかね?などと考えたり。

で、で、ロイのお父さんはつまりどうしちゃったの?という点がワタクシいまいちわからなかったんですけども。


それから『ファースト・マン』のアームストロング船長も冷徹な人だったけど、ロイさんも相当抑制効いてましたね。
それを演じるブラピ、下まぶたがピクッとなったりしてたけど、あれは演技なの?そんなところまでコントロール出来るものなのか???
こないだ観た『ワンスアポンアタイムinハリウッド』とは役どころが真逆すぎて笑っちゃうほど。


なんかとりとめない感じになってしまった。もうちょっと時間をかけて味わいたいと思います。
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