高瀬とうや

アナベル 死霊博物館の高瀬とうやのネタバレレビュー・内容・結末

アナベル 死霊博物館(2019年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

このネタで一番危惧していた「嫌な奴が封印を解き、それで大変な目に遭う」という胸糞要素が思ったより薄く、元凶であるダニエラにも理由があったので不愉快な気分もならずに見られた。
ただ、そのせいで親子愛がクローズアップされてるから、本来の「ホラー=怖いもの」という気持ちは薄れてるかもしれない。

というか、一緒にベッドで寝るアナベルには爆笑した。
ああ、あと幽霊使って「いい人形だ」と何度も言わせるシーンにも。
アナベル・・・そんなに警官の言葉が嬉しかったのか

作中でリアル・アナベル(実際の呪いの人形)が出演したのはちょっと嬉しかったかも。
いや、別に見たかないですが知ってたら「あ!これ、本物ののアナベル!」という気分が味わえるので。

いろんな怪異に襲われるので「モンスターのパレードやぁ~」みたいな気分。
個人的にはイギリスの黒い犬には遭遇したくないなぁ。
鶏襲われたし車壊されたし。

ダイナミックに襲ってくるよりも、序盤の学校の神父幽霊のように「今!居た!!!」とチラ見の方が怖いとつくづく思いました。

【ストーリーを忘れるであろう未来の自分用あらすじ】
霊能力を持つウォーレン夫妻は一体の不気味な人形を託される。
その人形を持ち帰る時に、夫が殺されかけたりとその人形アナベルの強力な力を危惧して、神父に清めてもらいガラスケースに収納して地下室にて保管する。
ある日、夫妻は幼い娘ジュディを残し外泊することになる。
ジュディも懐いてるベビーシッターのメアリー・エレンに世話をまかせて。
しかしジュディは学校で親の仕事のせいで孤立していた。
誕生日パーティも迫る中、学校の友達は誰一人彼女に近づこうとしない。
メアリー・エレンの友達ダニエラは強引にウォーレン家に遊びに来る。
彼女は二人の目を盗み、地下室で呪われしものに手を触れ、こともあろうにアナベルのガラスケースの扉を開けはなってしまう。
ダニエラは自身のせいで起きた車の事故で父親を失い、霊となった父親と交信したいが為にウォーレン家に興味を持っていたのだ。
それから奇異な出来事が起き始める。
メアリー・エレンの想い人は魔犬に追い詰められ鶏小屋に監禁され、ダニエラはウェディングドレスの悪霊に憑依される。
全ての根源がアナベルにあると感づいたジュディは、数々の怪奇現象に遭遇しながらもメアリー・エレンの協力も得てアナベルをガラスケースに封印することに成功する。
長い夜が終わり、ウォーレン夫妻も帰宅する。
友達が来ない誕生パーティーだったが、メアリー・エレンたちが訪れる。
ジュディをいじめていた男の子らたちも改心し、皆で誕生パーティーを楽しみ、ダニエラはジュディの母・ロレインによって「愛する娘よ。私はお前を恨んでないよ」と亡き父の本心を知るのだった。
高瀬とうや

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