味噌のカツオ

なまずの味噌のカツオのレビュー・感想・評価

なまず(2018年製作の映画)
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予告編を見て、楽し気ではあるが、正直 軸のつかめない映像で。だからこそ、その本質に触れたいなと。
そんな興味を持って見てきましたが。結果的に、わたくしには合わなかったなぁ。

ただ滑稽なだけで、コメディ…と言えるほど笑える感じではなく。
また今どきの若者らしい男女の在り方…と言えるほどにエモくもなく。

ラストの驚きの展開も「あらまぁ」程度の印象で。
それで…という感じでしかなかったかな。

ちなみに今作は2018年の韓国映画でありまして。
実際の製作に当たっては国家人権委員会からの呼びかけもあったらしく、2017年当時の韓国の世相・状況なども関連しているとのことなんですが。

そんな作品が、なぜ2022年の日本で公開されるのか。
イ・ジュヨンが「梨泰院クラス」や是枝裕和監督の『ベイビー・ブローカー』に出演しているというのは一因かもしれませんが。

上記のようなテーマをどう受け止めるかは、やっぱり少々ズレがあるのでは? と感じてしまいました。
味噌のカツオ

味噌のカツオ