にしやん

LOVEHOTELに於ける情事とPLANの涯てのにしやんのレビュー・感想・評価

3.8
公開最終日に滑り込み観賞や。最終回にも関わらず結構客入っとって、ちょっと意外?(ごめん)
映画のほうやけど、約2時間の長回し、とあるラブホテルの一室の中でのワンカット作品っちゅう意欲作やったわ。この監督もともと舞台劇団の演出家やさかい、この監督の映画だいたい舞台っぽいねん。映画として観ると「?」やけど、舞台もんやと思たら許せるわ。
賛否両論あるみたいやけど、わしは結構楽しめたわ。確かに展開に無理あるし、突っ込みどころも満載やけど、なんかちょっと変わったことやったろ、観客楽しましたろ、びっくりさせたろっちゅう、創る側の気概をめっちゃ感じたわ。話し自体、ほぼラブホの一室での話だけに、二転三転の展開で何とか観客飽きさせへんようにと、頑張っとった感じやわ。ただ、わしは途中で筋見えてきてしもたけどな。「やっぱりそういうことかいな」っちゅう感じやな。でもそんなに悪ないわ。
せやけど、最後の最後はびっくりしたわ。わし思わず「あっ!」って声出してしもた。いやー、やられた、やられた。映画館全体が「シーン」となってしもたわ。とにかくびっくりや。
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