すごく面白かったです。
騙されまいと、全員のセリフや行動を全て疑いながら観ていたのに、騙されました…。
ラスト、えーーーーー、まさかまさか、えーーーーー!?と。
後半、一点だけ気になる部分があったのですが、それもラストで昇華され、嬉しくて叫びそうに。
脚本の古沢さんは本当に天才ですね。
いつも思いますが、どこからどうやって書いているのか分からない!!
全く予備知識無しで観るべきだと思いますので、ストーリーについては、これ以上は語りません。
ドラマ版でもそうでしたが、長澤まさみさんが振り切った演技をしていて、とても楽しそう。彼女の代表作になったなと思います。
古沢さんの脚本は伏線の回収など構成はもちろんのこと、キャラクター作りも上手いのですよ。
特に女優さんを輝かさせる天才だと思います。
「リーガルハイ」のガッキー、「デート」の杏さん、そして「コンフィデンスマンJP」の長澤さんと、ちょっと伸び悩んでいる女優さんを再起させ、ブレイクさせてきているなと。
古沢さんの脚本は、俳優さんを乗せ、120%の力を引き出すのだろうなと思います。
私はダー子とボクちゃんの掛け合いが大好きで、二人をずっと見ていたいと思います。
本当にどこかに彼らがいる気がするというか、もはや、長澤さんと東出さんには見えないんですよね。
あ、エンドロール後も続きがあるので、最後までお席を立たれませんよう!
ストーリー 4
演出 4
音楽 4
印象 3
独創性 4
関心度 4
総合 3.8