ジニョク

足跡はかき消してのジニョクのレビュー・感想・評価

足跡はかき消して(2018年製作の映画)
4.0
タイトルの不思議な魅力とフォロワーさんのレビューに惹かれて〜🌲🌳🌲🌳

これはとっても複雑な気持ちで観終わりました。
そしてあれやこれやと、いろいろ考えこんでしまった〜💦


とりあえず、ちょこっとあらすじね🌲
森林でひっそりと暮らす父と娘。
どうやら人目を避けて暮らしているよう。
何か訳がありそうだ。
ある日2人は警官に見つかってしまい「普通の生活」を強いられることに…。

これまで原始人並みの生活をしていた2人。
そりゃぁ屋根のある「普通の生活」は快適ね。
同年代の子とのお喋りは楽しいし学校にだって行きたい。

娘ちゃんはすぐに新しい生活に順応するんだけどパパは悲しそう、そして少し怒っているみたい。。

これにはまぁ訳があります💦

当たり前の事ではあるけれど、人ってひとりじゃ生きていけない。
「ひとりが好き」と言ってる人だって、誰かの力を借りて生きている。
これ観てすごくそう思った。

娘ちゃんの為を思うならばパパも慣れるべきなんだけど、そう出来ない理由と苦痛。

結局2人が選んだ道にしばし呆然。

親も子供も親である前に、子である前に、ひとりの人間なんだよね…。


『ジョジョ・ラビット』の女の子が出てると聞いたのですが、これは言われないと気づけなかった!

そして監督さんはデブラ・グラニック。
あの『ウィンターズ・ボーン』を手がけた人だ!
“あの”とか言っておきながら1ミリも覚えていないんで、また観よう…😨

今ちょうど森の中にいるので、このまま奥地へ入っていこうと思います。
暗い暗い森へ…😂
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